概要

IDDatasheet::00016 (Last update:2019-08-01 23:54:06)
タイトルチタン合金の高温引張試験
言語ja作成者山際謙太(JNIOSH)
材料Ti-6Al-4V破壊機構延性破壊
実機/実験実験環境室温~600℃・大気中
破面生成の概要
チタン合金の丸棒試験片を室温,100℃,200℃,300℃,400℃,500℃,600℃の各温度下で単軸引張試験を行った.
観察者のコメント
外観写真より,温度が高温になるにつれ延性が増し,絞りが大きくなっていることがわかる.600℃の場合は絞りが100%となった.破面写真では1:室温2:200℃3:400℃4:600℃の試験温度に対応している.各写真ともにディンプルが観察される.温度に対応してディンプルの大きさが大きくなっていることがわかる.これは延性が増していることに対応していると考えられる.600℃の場合,温度が高いため,ディンプルの内側にもすべり模様が明瞭に観察されている

外観写真

外観写真 番号1
上から室温、200℃、400℃、600℃
外観写真 番号2
試験後の外観(全試験片)

破断面SEM写真

破断面SEM写真 番号1
室温
倍率 2000
画素数 [800,600]
破断面SEM写真 番号2
200℃
倍率 2000
画素数 [800,600]
破断面SEM写真 番号3
400℃
倍率 2000
画素数 [800,600]
破断面SEM写真 番号4
600℃
倍率 2000
画素数 [800,600]

関連資料

関連資料 番号1
化学成分
関連資料 番号2
試験結果
関連資料 番号3
温度と伸びの関係
関連資料 番号4
温度と引張強さの関係